前回のおうち更新から一ヶ月……。
ちょっとずつですが進んでいます。
さて、今回は内装です。

3.壁紙を張る

ボンド使用。これは普通に布を必要な大きさに切って張っただけ。
簡単簡単。


4.ドアの準備
その次は、床と壁を接着……といいたいところですが、先に扉を作っとかないといけないので、先に扉の塗装やニス塗り。

扉をやるついでに、ドア枠も一緒に塗ったのですが、これが、すっっっごく大変だった!
なにしろやることは床や壁と同じなので、下地を二度塗り+アクリル絵具+ニス塗りという工程を経るわけですが、大きさが壁床とは違う!
大きい方が大変なのだと思っていたのですが、こういうのは小さい方が余計大変でした。
というのも、大きい方ならざかざか筆で塗れるし、押さえる部分もそれなりにあるのですが、小さいと持つ場所がないんだよね……。
下手に指紋とか(ゴム手袋はしていたけど、まあ、指の跡ということ)つけると汚くなるし。
ので、扉はともかく、ドア枠は最初にポッキー塗りをして、乾いたら再び逆にポッキー塗りをし、それだけだと下地や塗料の厚さが均一ではないのでそれを均すために再び調整をしながら塗り、と三段階工程をしなければなりませんでした。
パーツとしては小さいのでこの作業自体はすぐに終わるけど、次の作業をしようにも乾かないとできないし、かといって、他の作業をして時間をつぶそうにも、これ以外にやることがないという、非常に苛々させられた作業でした。
やってるのに、全然進んでいるように見えないのって、疲れるわー。
ちなみに、茶色いのは、物置やキッチンなどの、えーと、なんといえばいいのかな「お客さんが来ても通常見せない場所」用のドアです。ま、えりっくんちには基本的にお客さんは来ないのですが……。
そして灰色の方はそれ以外の扉。灰色の扉の枠は、灰色を塗った上に半透明の銀色を塗ってみました(←そういうことするから余計にイライラするのでは……)。この写真では分かり辛いですが、近くでみると結構キラキラしています。



5.壁と床をくっつける
ようやく作業らしい作業に戻れました。
今回はピンバイスで床側に穴をあけ、それからこびょう(すっごく細い釘だと思いねぇ)を打ちました。
こびょうを打つのは、製作初期の頃にためしに一回やってみたのですが(もちろん、失敗しても大丈夫なように、端切れを使って)、そんときには曲がってしまって、先が板からはみ出てしまって、それでこれは駄目かな〜と思っていたのです。
その後見つけたドールハウスの本にピンバイスという道具の具体的な使い方が載っていたので、それを参考にやってみました。
ピンバイスというのは、簡単に言えば細い穴を開けるための手動ドリル、といったものです。
いくら細いものでもドリルとかは使うのがちょっと怖かったのですが、この壁板の大きさと薄さからすると接着剤だけではとても支えきれないだろうと思い、失敗覚悟で買ってみました。
ちなみに、買ってから失敗したと後悔したものに、マイターボックスというものがあります。今のとこ、私には必要ないものだったよ……。
で、ピンバイスで穴を開けてみたら、これがあなた! すごい使いやすいんですよ!!
もうビックリしたったら。
キリみたく、結構力が要るのかなと思っていたのですが、そんなことは全然なく、軽い力で回すだけで綺麗に穴が開きました。
板の厚さが4mmなので、本当にすぐに終了。
このときは製作を始めてから初めて、カタルシスを味わいました。いやぁ、私、この作業好きだわ〜。
で、床に穴を開け終わったら、裏側からこびょうを差し込んで打つ打つ打つ。
で、終了。
今回は接着剤はなし。
で、できたのが↓です。


ドアも付けたよ!


ちゃんと開閉できるよ!
……たてつけ悪くて、ぎぎぎ、とか音するけど(汗)
あ、壁紙は下の方ちょっと汚いけど、これは後で幅木をつけるから問題なし。
しかし、床のテカリ具合がすごいなぁ。



6.床を仕上げる

外壁と床をくっつけたので、次はキッチン部分などの床の処理をします。内壁を付けるのはその後。
物置、キッチン、食料庫の床は特になにもしない(えーつまり、えりっくのおうちの原型はただのモルタルかコンクリの打ちっぱなしだと思うから、その状態ということ)でいいかなとも思ったのですが、それもさすがにな……と思い、石の床にしてみることにしました。
はじめは石の模様がプリントされた裏面がシール上になっているものを使おうと思ったのですが、一応自分でも石床っぽいものを作ってみたら、案外悪くなかったのでそっちにすることに。
シールの方も悪くなかったんだけど、表面をコーティングしてあるものなので、安っぽいテカリがあるのよね。
私が作った石床というのは、単に厚紙にスポンジブラシでアクリル絵具を塗っただけのもの。
灰色を基調に、黒や茶を混ぜて厚紙全体に塗る、塗る、塗る!
で乾いたら適当な大きさにカット。
それを並べて貼る……んだけど、その貼る作業がかなり大変。
時間がかなりかかります。
今回できたのは1/3くらいまで。

接着剤が少しでも乾くようにと、キッチン・食料庫エリアと物置とを同時進行しました。
↑はキッチン・食料庫エリア。


意外に紙の厚さが目立ったので、あとでパテで埋めるかなんかしないといけないかなとか思っています。
つか、こんなに大変だと知ってたら、紙に直接石の切れ目を描いてそれぞれのエリアの大きさに切って張れば良かったよ……。上手く切れ目が描けるかはわかんないけど。

床全体の仕上げをしてからアップしたかったけど、時間がかかりすぎるのと、体調不良で今回のアップには間に合いませんでした。
ちなみに、体調不良の原因はこの作業の前夜に盛大にお腹を下したというかなりアレな理由なんですが。(しかし、ごっそり体力を持っていかれたぞ……)

とにかく、疲れたので今回はここまで。


↑疲れて倒れた二匹の図





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