前回の作業内容をアップしてから今回のをアップするまでの間に、リクエスト文を書いていたので、結構間があきました。
その間、おうち作製作業はちっくりちっくりと進みました。
さて今回最初の写真は、ドアノブ作製です。
四角いのは厚紙、円筒状のものはオーブン粘土です。
それらを必要な大きさに切ったりしたあと、絵具で色をつけます。
粘土のほう、とにかく小さいので色塗るのが大変でした……。
できあがったこれらのパーツを重ねて接着。そしてさらにドアに接着するとドアノブの完成です。
で、写真を撮り忘れたのですが、幅木や数を間違えたドア枠、天井付近の装飾板なども作り、それらを接着し、さらに側面から見える板の最終処理(結局、壁と同じ灰色に塗りつぶすことにした)して……。
です。
更新履歴をチェックしたところ、実作業に入ったのが昨年の11月の下旬頃だったので、だいたい四ヵ月かかったことになりますね。
どれくらいかかるか検討もつかないで始めたので、これは自分的にはかなり早くできあがったと思っています。
あ、玄関と食堂の天井側の装飾板、当初はなにか模様を入れるつもりだったのですが、下手にやるとしょっぱいことになりそうだったので、断念しました。
つか、アクリル絵具、びったりと塗った上に模様描くとかかなり難しかったんです。どうしても濃く塗れないし、濃くしようと思うと、重ね塗りしないといけないし、でもベタ塗りならともかく、模様を重ね塗りするとか、私程度の小器用さでは無理でした。
ちなみに、本体をおいているのが、完成品置き場にするつもりでいた自室のチェストです。
横幅、ギリギリですよね。
これにケースをつけるつもりだから、実際には横幅、チェストより大きくなってしまうんです。
~ せっかくなので、ちょっと遊んでみよう ~
L:「えりっくあのね、おうちの紹介をしてって、春日おねーさんが言ってたよ」
えりっく:「まったく、しょうがないな……。見ればわかるだろうが、ここが玄関だ」
L:「こっちのドアは物置に続いているの」
えりっく:「ドアにも壁紙を張っているのは、見た目を重視したからだ。『玄関から物置の扉が丸見えなのはいただけない』とか言ってたな。春日は映画『日の名残』からこのアイディアを拝借している」
L:「(背伸びしながら)このドアノブ、Lにはちょっと高いよ……」
えりっく:「かなり適当につけたからな……まったく」
L:「えりっく、今日のごはんはなに~?」
えりっく:「ポトフだよ。もうじきできるから待っていなさい」
L:「はーい。……て感じになるのね、キッチンは」
えりっく:「ああ。ただ、このままでは中央部が寂しいので、春日は作業用テーブルを作るつもりだそうだ」
L:「そうだね。その方が色々置けて便利だしね」
えりっく:「ここは食堂だ。食事をするための部屋なので、特別、なにか家具が必要というわけではないと思うのだが、なんだか寂しいので春日は何かを置きたいそうだ」
L:「Lの近くにあるドアは、キッチンに続いているのよ。それにしてもえりっく、このテーブル、二人で使うには大きいように思うの」
えりっく:「確かにな。もともと四人用なのだが、春日が椅子欲しさにこれを買ったのだ。このテーブルをキッチンの作業用テーブルにし、食堂には自分で作ったものを置くという案も考えているらしい。どうなるかはまだ未定だ」
L:「そうなんだ」
えりっく:「かなり行き当たりばったりに作業しているからなぁ」
春日:「……悪かったね」
~ まだまだ道は長い ~
と、いうことで本体(玄関・キッチン・食堂関係部分)は一応の完成をみました。
この後も物置と食料庫用の棚とかテーブルなど、家具をいくつか作ったりしなければならないのですが。
一通り作業をしてみたことで、色々わかったこともあり、次にはもっと効率よくできるだろうと思っています。そして作業効率を考えると、居間部分と私室部分は、同時進行で作った方が楽かな~と考えているところです。
これらについては、少し休憩期間を置いてから、作業再開になるかと。
というのも、その前に作っとかないといけないものがあるので。
そう、ドールハウスケースです。
このままでは埃を被ってしまいますし、90cm×90cmのものを、そのままの形で保管するのは部屋のスペース的にも難しい。
ので、玄関部、居間部、私室部を別々に縦に重ねて飾ることにしました。
本棚みたいな感じの棚の前に、埃よけのアクリル板を嵌めたものを作ろうかと。
ただ、このページの二枚目の写真にあるように、これを置くとチェストの横幅からはみ出てしまい、バランスが悪くなってしまうのです。
ケース、まだ作っていないのですが、高さも60cmにはなるとの計算になるので、チェストの高さと合わせるとかなり圧迫感が出てしまうかと。
ちなみにこのチェストは左側には窓があり、右側にはコンセントがあるのでその分のスペースをあけて、本棚代わりのカラーボックスが二つある、というのが現在の部屋の状況です。
そしてこのチェストがあるのは、部屋のドアを開けたらすぐに見える側にあるので、チェストの上にケースを置くと、部屋がかなり狭く見えるということもあり、置き場所をここではないところにしようかとも考えました。
しかし、自分の趣味で作ったものを自分の部屋に保管できないというのも寂しい……。
せっかく作ったのだから、いつでも見られるようにしたい。
そして春日は考えました。
ならば部屋の模様替えをしようと!
横幅がはみ出るのなら、バランスが悪いのであれば、そうならないようにすれば良い、と。
……あたしはただ、えりっくのちかのおうちを再現してみようとしただけなのに、なぜこんなことにorz
実生活にまで影響がでてきたぞ、おい。
えー……そして、春日の考えた模様替え案ですが、つまり問題はカラーボックスに入っている本で、それが収納できる場所があるのなら、カラーボックスはなくてもいいんだよね、という単純なもの。
ということで、チェストと同じ高さの低い、その代わりに長さのある本棚を作ることにしました。
チェスト幅に合わせた本棚では奥行きが深くて使いにくいのがわかっていましたので、当初はスライド式の本棚にしょうと思ったのですが、50cmの高さの本棚では前面にスライドを作るメリットがほとんとないなという結論に。
作るのも難しいですし、なので、まずは本棚に必要な奥行きを測り、残りの部分の奥行きには、何をいれてもいい上蓋付きの収納ボックスを置くことにしました。
当面はかつくらのバックナンバーを入れておこうと思ってます(笑)
あのサイズが楽に入る幅と高さがある、という計算結果になったので。
これで少しはクローゼット下部も片付くぞっと♪
ということで、材料を買いました。
「清く正しい本棚の作り方」さんを参考に木取り図を書き、ホームセンターで必要な大きさに切ってもらいました。
それがこれ。
ちなみにこれはパイン集成材の18ミリ厚板です。
今回の作業場所は、車庫。
屋根付き壁付きなので助かりました。
サイズは、
本棚→ 幅60cm×高さ50cm×奥行き17cm
収納ボックス→ 幅、高さが同じで奥行きが26cm
です。
けがきは私がしたのですが、ドリルに手こずり、結局組み立て第一段階は父がやってくれました。
亡きじいちゃんの道具もかなり使いましたし。
ありがとう、二人とも。
で、組み立てはほとんど狂いもなく終わり、大満足です。
材料買いに行く前に日曜大工サイトを色々見て回ったのですが、板を切るのは建具屋に頼め、だの、ホームセンターではmm単位では切ってくれないだの、不安になるようなことを書いているところもあったのですが、これについてはもう、当たり外れがある、としか言いようがないな、というのが私の結論です。
私の行ったホームセンターでは、mm単位でも普通に切ってくれましたし、上述通り、狂いもほとんどなかった。
切ってくれた人も、元建具屋とか建築関係だったのかな、という感じの年配の方でしたし。
あ、ちなみに上の写真の中央にあるのは、一見本棚に見えますけど収納ボックスの方です。横に三つ積んであるの。
組み立てが終わったら、今度はこれにニスを塗る前段階としての研磨作業をしなくてはならない。
ドールハウスを作るときにかったハンドサンダーが役に立ちました。
しかし休憩を挟みつつも、6時間以上かかり、かなり大変でした……。
で、次はニス塗り、と行きたいところですが、本棚の二つに板割れを発見し、その修復作業をしているところです。
完成はもう少し先。
でも意外に楽しく日曜大工(人の手を借りまくっているので、土曜大工と言った方がいいだろうか……)ができているので、これはこれでありだなぁ。
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