バルログ :種族 (シルマリルの物語、指輪物語)
アイヌアと呼ばれるものがいて、彼らの中で特に力が強いのがヴァラール、それほどでもないのがマイアールだという説明を前にもしましたが、バルログはこのマイアールという種類に属します。ヴァラールの一人だったメルコール(別名モルゴス)が他のヴァラールたちと争った時に多くのマイアールを召使にしたのですが、バルログもその召使の中の一人だったのです。えーと、一人、というか、種族としていたみたいなんですけどね。
で、そのなかで一番強かったのがゴスモグといいます。奴は当時ゴンドリンというノルドールエルフの王国のグロールフィンデルと相打ちになりました。裂け谷のグロールフィンデルと同一人物なのかは説がわかれているところですが、この連載にグロフィンが出る予定はないのでこれ以上突っ込むのはやめましょう。とりあえずバルログは堕ちたとはいえマイアールに属するわけで、エルフよりよほど強いんです。どっちかというとグロフィンがゴスモグを倒せたのが奇跡なんだと思います。だからけしてレゴラスが弱いわけじゃないんです。灰色のじいさまもほぼ相打ち状態で倒してますが、あのじいさまはマイアールですので立場的には同等だったからこそ出来たことではないかと。
そんなバルログがなぜモリアにいたのかというと、モルゴス追放後(←奴は元ヴァラールだったからか、その他の理由からなのかはよくわかりませんが、滅ぼされていないんです。というより滅ぼせなかったんじゃないかなーと春日は思っているんですが)ほとんどのバルログは滅びたのですが、地底深くに逃げ隠れたのが少しだけいて、そのうちの一箇所がモリアだったのです。太陽の第三紀1980年、ミスリルの鉱脈を探して地底深く掘り進んでいたドワーフたちがこのバルログの眠っていた場所を壊してしまいました。目覚めたバルログによってドワーフの王とその息子は殺され、ドワーフたちはモリアから出て行かざるを得なくなったのです。その殺されたドワーフの王の名前がドゥリン6世。モリアのバルログが「ドゥリンの禍」と呼ばれるのはこのためです。
グラムドリング :アイテム (ホビットの冒険、指輪物語)
ガンダルフの持ってる剣の名前。「敵くだき」という意味。「ホビットの冒険」で3人のトロルを退治した時に見つけたもの。元はゴンドリンの王様が持っていたものだったとエルロンドが言っています。ゴンドリンの王といえばトゥアゴンです。彼はガラドリエルのいとこであり、エルロンドの曾祖父に当たります。
不審人物2名 :オリジナル
女の方は名前が出せるかどうか怪しいですが、男の方は「賭けられる人々、三様」で少し詳しく語ろうかと思っています。とりあえず2人とも人間じゃありません。
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