あとがき
うちのセオドレドはじーちゃん似のような気がだんだんしてきました(爆)
セオドレドのじーちゃん、センゲル様は38歳の時で21歳のお嬢さんと結婚し、5人の子供を作ってるんです。最後の子は58歳の時の子ですから、結構精力強い人だったんじゃないかなあ、と。セオドレドはじーちゃんの記憶はあんまりないと思います。セオドレド2歳の時に亡くなっていますから〜。
レオフォスト : 古英語
白鳥に引き続き、「せっかく独自の言語体系があるのだから、その言葉を使ってヒロインの愛称を作ってみよう」ネタです。長いですね。
ローハン名は古英語で作られています。
レオフォストはleofostでよいはず。eの上に棒線があります。
leofの意味がdear、belovedで、これの最上級形です。形容詞ですから。
指輪の中ではレオフォストはないですが、レオファというのは出てきています。11代のブリッタ王の愛称がレオファだったのです。彼はとてもよい王様だったようです。
本当は前回のように「〜乙女」とかにしたかったのですが、「乙女」に相当する語、読み方が「マグデン」とかで、可愛くなかったのですよ。他にも可愛い感じの響きで意味も女性らしいもの、というのがなかなか見つからなくて、仕方なくちょっとかぶってるレオフォストに決定。
ちなみに、エオメル、エオウィン、エオムンドなどの「エオ」はまんま、馬の意味です。馬兄妹、というか馬親子なのですね、
セオドレドはなかなかかっこいいです。Theodがpeople,nationでraedがadvice,resolution,wisdom,reason,profit。
綴りはよく似てますが、セオデンはセオドレドのセオドとは関係ありません。意味はまんま「王様」とか「支配者」。
なんつーかこう、名前を見ただけでも、セオドレドの方が王様向きっぽいように思えます(笑)。実際この人が生きていたらアラゴルン、大変だったろうなあ。エオメルほど懐かないだろうという感じがひしひしとします。
ユルゼ : ベーオウルフ
前回名前だけ出したユルゼが登場。
セオドレドの乳母です。セオドレドのママ、エルフヒルドはセオドレド出産時に亡くなっていますので、乳母はいただろう、と。
でもユルゼとセオデンの間にロマンスは…生まれてないと思います。
指輪の世界は幼児死亡率がどんなものかわかりませんが、やっぱそれなりにあると思うのですよ。男の子(セオドレド)が生まれても、必ず育つかわからないだろうし、セオデン様まだ若いんだし、当然再婚話持ち上がったと思います。でも再婚はしていないので、セオデン様、王妃様を心底愛していたんだろうなあ、と思いまして。
ユルゼの名前の由来は、毎度おなじみ、ベーオウルフです。オネラという王の妃…ということくらいしかわからん。人物の重要度としてはヒュイドの方が高いので、エルケンブランドの奥さんをユルゼにして、乳母の方をヒュイドにすれば良かったなあ、と後悔することしきり。
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