ボロミアと馬
13話あとがきでも書いたように、原作ではボロミア、ローハンで馬を借りたけど途中で失くしているのですね。それを回避かつ映画版に近付けるためにサルバド(原作ボロミアが馬をなくした地点)までセオドレドが護衛をつけてやってます。
借りたものにしろ、もらったものにしろ、帰りは指輪の仲間たちとの徒歩での旅になるのですから、馬は返さなきゃなないですよね。
指輪の世界の馬は非常に帰巣本能が強いので(実際の馬がどうかは知りませんが)、裂け谷からだろうとちゃんと帰り付くでしょう。
で、まあ、ボロミアって律儀そうだから、無事の一言くらいは書いてよこすんじゃないかな、と。(原作では逃げられたわけですので、何もなく、馬だけ戻ってきたのでエオメルがえらく心配してましたし)
あ、ボロミアの頭文字っていうのはおそらくです。
ゴンドールはエルフ語使う事が多いですので。
それから、本筋とは全然関係の無い話ですが、今回のタイトル「果たされた約束」は、白鳥を書いてた頃からぜひ使いたいと考えていたものの一つなので、ようやく使えて満足です(笑)
白鳥の最終話のタイトル、決定したもの(「そして天使は舞い降りた」ってやつね)か、こっちのどっちにしようかって悩んだのよね〜。
さて、ようやく次回くらいで前半が終われる…と思います。
本気で長くなっちゃったな…。
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