第一部、終了  : あとがき


よーやく、なんとか、とりあえず終わりました、第一部。
連載当初は、「まあヘルムの合戦以降がメインになるんだから、セオドレド編は10話もあれば終わるだろう」などと高をくくっていましたが、あにはからんや、24話ですよ!
しかも途中で中断したりもしましたし、これを目当てにいらしてくださったお嬢さま方には本当に申し訳なく…。
続いて第二部に入りますが…この先の展開を考えると気が重い。
以前、どこかのあとがきで書いたと思いますが、春日は基本的には原作至上主義者ですので(しかし真実の原作至上主義者は二次創作などせんだろう)、彼女や奥さんがいる人はその通りにさせたいと思いますし(つまり、私にアラゴルン夢やファラミア夢は期待するだけムダなのです)、怪我をする人は怪我をしますし、死ぬ人は死にます。

…っあああああ〜。この先書きたくないようおうおうおう(滂沱)







ローハンの歴史  : 結構資料はあるのよね



今回出てきたセオドレドからの贈り物は、19話に出てきた装飾職人のおっちゃんが言ってた作業途中だったものです。
タイトルをつけるとしたら、『絵物語・ローハン』てとこでしょうか。
つか、私が欲しいのですが。
もっとローハンの歴史を知りたい!というかたは追補編か終わらざりし物語の下巻をお読みいただけるのが最上かと。
それと、ヒロイン嬢が最後の方で言ってた『妃の務め』というのは、日常、王妃様がすること全般も含まれていますが、それより大きな意味合いとして「世継を生む事」を指してます。
子供が生まれるまで10ヶ月かかりますし、それ以前に子供は授かり物といいますから結婚してすぐできるとは限らない。仮に出来たとしてもその子が生まれる前に例のあの人が来てしまうかもしれないけどそれでもいいの?と聞いたわけです。





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