あとがき
ようやく指輪戦争が終わりました。長かった…。
そういや、セオデンたちが出発したあとのローハン国内での戦いについてちょっと書きます。
前回、本編中で北から攻撃を受けた、と書きました。その敵というのおそらくモルドールではなくドル・グルドゥアから来たものなのでしょう。
ドル・グルドゥアはロリアンや闇の森にも軍勢を送っています。
で、追補編の年表を読んだ印象では、ドル・グルドゥアはまず最初にローハンを叩き潰そうとしていたのではないかな、と思いました。
ローハンの騎士が戦ったのは11日のみなのですが、翌12日にも攻め込まれているのです。ただし、戦ったのはエント。
おそらくエント森を抜けて障害物のない場所にでようとしたか、アイゼンガルドへ出て南下しようとしたのではないかと思います。後者の場合、狙われていたのは西の谷周辺ということになるでしょう。東西から挟み撃ちにし、、最終的にはエドラスを落とすという算段だったのではないかと。
ただ、この時のエントはまだやる気マンマンだったので、返り討ちにあったのですが。
(で、森かアイゼンガルドでのできごとだったから、騎士たちはもちろんヒロインもそのことは知らなかった、と)
しかしそうなると、もしメリピピがオークにさらわれなかったら、フロドが指輪を捨てられたとしてもローハンは滅んでいたのだろうな…。
ありがとう、メリピピ。
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