ロリアン三人娘 :オリジナル
スーリンは最後まで「世話係のエルフの女性」という書き方でも良かったのですがなんとなくしゃべらせてみたくなった結果がこの3人娘です。い、一応3人ともシンダリンで意味のあるように名前をつけてみました。
スーリン→「風音(かざね)」もしくは「風歌(ふうか)」。何で二種類あるのかというとlinには"sing"と"make a musical sound"の2つの意味があったから。
ニムロス→「白雪」。「王の帰還」にでてくるニムロスは「白い花」という意味でして、カタカナで書くと同じになってしまうけどスペルが違います。花はlothで雪はlosです。
エスイラノール→…これはできれば書きたくなかったが「春日」になります(汗)スミマセン、遊びました。でもなかなか女性名っぽくて意味の通る名前って思いつかないんですよね。
エルフと人間の結婚 :歴史 (シルマリルの物語、終わらざりし物語、指輪物語追補編)
はっきりとわかっているのは三組。一番最初はシンダールエルフの王シンゴルの娘ルシアンとバラヒアの息子ベレン。二番目はノルドールエルフの王国ゴンドリンの王トゥアゴンの娘イドリルとトゥオル、三番目がアラゴルンとアルウェンです。はっきりしてるようなしていないようなカップルもありまして、ボロミア、ファラミア兄弟の伯父のイムラヒル大公(姉弟なんですから執政家のご兄弟のお母様、フィンドゥイラスもそうなんですが)のご先祖様にイムラゾールという人がいまして、彼とニムロデルという昔ロスロリアンに住んでいたシルヴァンエルフの連れ(多分侍女)のミスレルラスという組み合わせもあったらしいです。ニムロデルは原作でロリアンに入るあたりでレゴラスが「ニムロデルの歌」として一部歌っていましたね。
最後のはちょっと特殊なので横に置くとして、ベレンもアラゴルンもエルフの姫と結婚するためにえらい苦労しています。トゥオルも苦労しましたが、彼の苦労はイドリルと結婚するためのものではなかったですし、トゥアゴンはシンゴルやエルロンドに比べてあっさり結婚を許したように受け取れるのですけども、やはりエルフの姫と結婚するのはちょっとやそっとの功績では駄目なようです。
そういう歴史が中つ国にあるので、わたしはあまりあっさりヒロインとレゴラスをラブラブにするのは嫌なんですよ。せっかく連載形式にしているんだし思いっきり回りくどく試練を与えてヴァロマを乗り越えてヒロイン嬢をゲットしてもらいたいなあ、と。はい、書くのはわたしでしたね。
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