エオメルの動向について :徒然なるままに書くこと

今回は原作とも映画とも時間がずれていますが(例:エドラスにガン爺たちがついたのは、原作では朝、映画でも日があるうちだけど、作中では夜というかだいたい午後6:30くらい)適当に書いてるわけじゃないです。
原作から読み取れる情報を元に、前回まで映画準拠だったことで起こったタイムラグ、ヒロインがいることで生じたであろう追跡行路の変更等を考慮してこうなりました。
現実の馬がどれくらいの速さで走れるのかはよくわからなかったんですけど、ローハンの馬がどれくらいの速さで走れるのかは原作を読めば大体わかりますしね。
エオメルの移動距離などはそれを参照していますので、映画で言っていた「エドラスから300リーグ離れている」ってのはこの連載に関しては忘れてください。そもそもエオメルが追放されてから2,3日しかたっていないと思われるのに300リーグも進めるわけがないのですけど。そして本当にエドラスから300リーグ(1440km)北上したのだとしたら、直線距離で言うと裂け谷どころか、霧ふり山脈の一番北にあるグンダバード山も通り越していることになります。いくらなんでもありえないって!



王の署名入り書簡 :徒然なるままに書くこと(SEE)

SEEがでるまで、なぜあのエオメルがグリマの言うことを大人しく聞いて追放されたのか不思議でしょうがなかったのですが(原作のエオメルはグリマを殺す!と言って投獄されてます)SEEを見て納得。あのての小悪党は王様の威光を笠に着てやりたいほうだい→しかるがのち成敗されるというのが王道ですね(こういうの大好きv)。
もともとエオメルんとこに飛んで行ったヒロインは、なにかしら理由を付けてエオメルと一緒に角笛城に向かわせるつもりだったのですが、その理由を何にしようかとつらつら考えていたところに雑誌で発売間近のSEE特集をしていたのがあって、で、エオメル追放は王の署名入りの命令書によってされたものだった、というのが書いてあって、「これだー!」と、実際の映像を見る前に決めたといういきさつがあります。



上等な紙を折り曲げて形を整えると、ぶつぶつと彼らにはよくわからない言葉を呟いた。と、それが生身の鷲としか思えないものに変わった。 :術 

式神。陰陽師ブームとかもあったのでいまさら説明不要かもしれませんが、一応説明すると式神にはヒロイン嬢がやったように紙を使うものと、霊的な存在を支配下において使うものの2種類あるみたいです。パワーバランスが崩れるので削ってしまいましたが、ヒロイン嬢には後者のほうの式神も使えたという設定もありました。
作中でヒロインが式神を鷲の形にしたのにはいくつか理由があります。まず早く飛べそうな種類であること(伝令役なんですから)、あまり小さいものでないこと(ある程度大きい方が見栄えがいいと思ったので)、中つ国にもいる種類であること(そのほうが説明が楽)、実際に折り方があるもの(折り紙の本を調べました。鶴以外にもけっこういろいろあるものですね)などです。



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