マークとエルフの関係 :歴史 (終わらざりし物語)

過去になにかあったというわけではないようですが、マークの人々がエルフ(とういか、ガラドリエル?)を信用していないのは昔からのことのようです。マークの人々は現在のマークに住む前はロスロリアンよりも北のカーロックとあやめ野の間のアンドゥインの谷間に暮らしていました。今の場所にマークが建設されたのは第三紀2510年、ケレブラントの戦いにおいてゴンドールの救援に駆けつけ、戦況を一変させた返礼としてカルナレゾンの地方全土を独立国かつ同盟国として与えたことによります。その時のマーク王がエオルです。ゴンドールへ駆けつけるときにも戻る時にもロスロリアンのすぐそばを通らなければいけないのですけれども、そうとう嫌だったことが↓のエオルのセリフからも読み取れます。
「少人数であれ大勢であれ、白の奥方が住まい、命あるものが通れない網が張られているドゥイモルデネ(ロスロリアンのこと)を通り抜けることはできません」(下66頁)
でも、別にガラドリエルは何もしていないんですけどね。というよりも、同じく闇の勢力と戦っているのですから、味方と言ってもいいはずなんですが…。



それもずいぶん若い鷲のようなんです。だって、(ヒロイン名)よりも小さいんですよ。そんな子がわざわざ霧ふり山脈から飛んでくるなんて、おかしいです。 :大きさ比較

今まで特に書いていませんでしたが、白鳥ヒロインの大きさは実在の鳥であるオオハクチョウと同じくらいと考えて書いています(白鳥は白鳥でもSwanではないと前にも書きましたが)。オオハクチョウはたとえばイヌワシよりも一回りは大きいので現実のハクチョウとワシとして考えると↑のレゴラスのセリフはおかしいのですが、ミドル・アースの鷲はガンダルフが背中に乗っかるくらい大きいんです。だから白鳥ヒロインより小さい鷲(つまり、若いの鷲なのだろうとレゴラスは考えた)が生息地を遠く離れて飛んでくるのはおかしい、何かがあった、と思った、という次第です。ヒロインの式神鷲は普通のイヌワシサイズです。



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