その頃のフロド

作中でのこの日は3月5日。フロドは黒門まで到達しましたが、そこは通れないとわかったためキリス・ウンゴルに向かっています。



五人の魔法使い :終わらざりし物語

魔法使いは全部で五人います。白のサルマン、灰色のガンダルフ、茶のラダガスト、残り二人は青の魔法使いでアラタールとパルランドと呼ばれていたことくらいしか知られていません。魔法使いというのは「この世の歴史と本質について抜きん出た知識を所有すると主張し、また示していた結社に属する者」のことです。白の会議はこれとは別で、サウロンの影が戻りつつあった第三紀の2463年から2953年の間に時々開かれた集まりでのことです。出席した魔法使いはサルマンとガンダルフで、あとはエルフのえらい人たちです。



パランティア :指輪物語 終わらざりし物語

事前情報で「王の帰還」にはサルマンがでてこないと聞かされてはいましたが、ほんとーにでてきませんでした。パランティアはどうすんだと思っていたら、いきなりピピンが水の中から持ち上げるし…!どこをどうすりゃ、部屋の奥にあったのがそんなところにあるんじゃあ!と思いましたが、その後の展開が時間が足らんのだということがありありとわかる早回しっぷりだったので仕方ないなあと。
さて、このパランティア、作ったのはノルドールのフェアノールらしいです。全部で7つあり、設置場所はミナス・アノール、ミナス・イシル、オルサンク、オスギリアス、アンヌミナス、アモン・スール(風見が丘)、ミスロンド(灰色港)だそうです。が、この時点で残っているのはアノールの石とオルサンクの石だけです。イシルの石も残っていると言えば残っていますが、サウロンが悪用しているのでパランティアとしては人にはもう使えないでしょう。
パランティアはそれだけでは「見る」ことしかできません。それもただ見ただけでは映像はでたらめで、像は霞んだりぼやけたりしています。強力な意志をもつ観察者が見た場合にのみ、実際に近くにあるように鮮明な映像を見ることができます。
また、パランティアは観察者同士交信する場合、双方が望めば思考が言葉として互いに届きます。が、本人に気付かれずには心の中を読むことはできません。



次回予告

ようやく原作での二つの塔相当分も終了しました!次回はまた映画と原作がごっちゃになる予定です。話の展開上、あの人たちを出さないわけにはいけないし、本来くるはずじゃなかった映画のあの人を出すのはちょっと…な感じだし。


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