イムラヒル : 指輪物語 終わらざりし物語

ドル・アムロスの大公。彼の姉フィンドゥイラスはデネソールの妻になっています。つまり、ボロミアとファラミアの叔父さんです。指輪戦争後彼の娘のロシリエルはエオメルの奥さんになっています。なんておいしい役回りなんだ、ドル・アムロス大公家。特に死人もでてないし。
冒頭の王家とは違うエルフの血というのは、以前『賭けする人々、三様』のあとがきでもチラッと書いたイムラゾールとミスレルラスのことなのです。



ソロンギル : 指輪物語追補編 

ソロンギルはアラゴルンの名前の一つで「星の鷲」と言う意味です。第三紀2957-80年(アラゴルン26歳~49歳の間)にかけてローハンのセンゲル王とゴンドールの執政エクセリオン2世に仕えています。どちらに何年仕えたのはわからないのですが、先にローハン、次にゴンドールで、その上デネソールが結婚したのが2976年なので多分イムラヒル公とアラゴルンは面識があったんじゃないかなあと思いました。ソロンギルが高位将校でないにしても、執政に重用されていたので面識くらいはあったのではないかと。



センゲル : 指輪物語追補編

セオデン王の父。彼の妻はロスサールナッハのモルウェンです。ロスサールナッハはかなりモルドールに近い場所にあります。彼女の父親はイムラヒル大公の縁者で、つまりゴンドール人なのです。エオメルがロシリエルと結婚したのもそのあたりの縁があったからというのもあるんでしょう。
センゲルの在位時にサルマンがアイゼンガルドの領主となることを宣言し、ローハンに対し敵対行為を働き始めました。




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