月日は瞬く間に過ぎ去り、オロフェアが旅立ってより一年が過ぎた。新たな春の到来。白と灰色が主だった景色が緑と茶、それに様々な色合いの花で彩られてゆく。
 スランドゥイルは初めの頃こそ、一族をまとめあげねばならぬという気張りからピリピリしていたものの、あまりにも何事も起こらなかったために自然と力が抜けていった。
 森の民たちは毎日笑い、歌い、騒いでいる。
 自分を初め、シンダールたちもそんな彼らといることが当然のように思うようになっていった。
 そのせいであろうか。シンダールたちの間でゆっくりとであるが目に見えて変化してきているものがあった。
 衣服の色である。
 シンダールとは《灰色のエルフ》の意である。
 名の由来は様々あるが、彼ら自身は自分たちの王シンゴルに関連していると考えていた。シンゴルは《灰色のマント》の意だ。
 シンダールの中には自らの種族名と同じ色を用いた衣服を身にまとう者が多かった。むろん灰色一色ということはないが。しかしその色は地下に造られたネメグロスの中では極めてふさわしい色だと思われていた。なぜならそこは天井も床も壁もすべて石で覆われ、剥き出しの土や本物の樹木などはなかったからだ。石は濃淡はあれど、総じれば灰色のものが多い。金のランプで照らされ、色とりどりの糸で織られた壁掛けはあったものの、色の印象としてはやはり灰色だった。
 住む場所が与える影響というものはあるのかもしれない。
 ネメグロス――そしてドリアス――を離れ、緑森に住まうようになったオロフェアの民たちは、緑と茶色が目立つ衣服を身につけるものが増えてきていた。
 緑は葉や草の色。茶は木肌や土の色だ。どちらもこのあたりではありふれている色であり、森エルフたちが好んで衣服に取り入れている色でもある。そしてこの一年の間に仕立てられたスランドゥイルの衣装にも、この色が増えてきていた。これまであまり身につけたことのない色ではあったが、自分の濃い金髪には意外に合うことに気がついたということもある。そのため、ドリアスから持ってきた衣装を袖に通すことは減ったが、同じものばかり着ていてもつまらないと気にはしていなかった。





 穏やかな天候のある初夏の日だった。
 中心地から少し離れた草原でシリンデ、サンディオンとともに軽く手合わせをしていると、目の端をさっと横切る陰があった。
 思わず手を止め、そちらに視線を移す。サンディオンも同様に、剣を握る手を下げた。
 また陰がよぎる。今度はその正体をはっきりと見ることができた。警備隊員だった。さっきの者が行きすぎたかと思えば、また次が来る。地面を駆けてゆく者もあれば、枝から枝へと跳躍して行く者もいた。
「どうやら、姫様の召集がかかったようですね」
 サンディオンは剣を鞘に納めながら言った。
「何があったのだろうか」
 エレナカレンが警備隊を呼ぶということは、つまりはそういうことであろう。胸が騒ぐような感じがして、スランドゥイルは眉をひそめた。
 しかしサンディオンは安心させるように微笑んだ。
「こういうことはたまにあるのですよ。主に姫様の魔法に何かがひっかかったというもので。でも大抵は何事もなく終わります」
「ああ、例のあれか」
 合点がいったのでスランドゥイルは頷いた。エレナの魔法は二本足で動くものが触れるとエレナにそのことが伝わるというものだ。だがその「何か」が森や森エルフに悪意を持つものであるかどうか触れられた時点でははわからない。
(だから、私たちも最初は警戒されたのだったよなぁ……)
 スランドゥイルはサンディオンたちとの出会いを思い出して懐かしい気持ちになった。
「私も行かねばなりません。何か合ったときのためにすぐに動けるよう、待機しておかなかれば」
 脱いでいたマントを掴んで、サンディオンはスランドゥイルに軽く頭を下げた。
「ああ、私も戻る。何があったのか、把握しておきたいからな。行くぞ、シリンデ」
「はい」
 三人は駆け足で中心地へ戻っていった。
 広場に出るとすぐにエレナの屋敷が目に入る。その入り口の前で厳しい顔をしたエレナが腰に手を当て、南に目を向けていた。彼女はスランドゥイルたちに気がつくと表情を緩める。
「サンディオン、来たか」
 サンディオンは一礼すると、マキリオンたちはどうしたのかと尋ねた。
「もう向かわせた。何かがわたくしの魔法に触れたので確認させにな。西南の方だ」
「数はどれくらいですか」
 スランドゥイルが聞くと、彼女は珍しく顔を曇らせる。
「結構多いぞ。そなたらの時ほどではないけれど。放浪のエルフならいいのだけどね。ああ、サンディオン。いつものようにそなたらの隊は広場で待機しておけ」
「はっ」
 恭しく主命を拝し、彼はきびすを返した。広場にはすでにサンディオンの配下たちが集合しつつある。彼らは非番だったのだが、このような時にどうするのかしっかり叩き込まれているのだろう。全員が武装している。
「何事もなければいいけれどね」
 片手で反対側の肩を抱きながら、エレナはつぶやく。それからくるりと首をまわすと、屋敷の中へ戻った。
 スランドゥイルは待機の警備隊員に混じって広場に残っていた。彼らと話しをし、待機時間は数時間から丸一日に及ぶことを知らされた。待機組の役割は万が一、接近してきた者が敵で、先遣組の手に負えなかった時に民を守りつつ逃がすというものだ。だから中心地に残っていなくてはならない。
 それも大事な役目ではあるだろう。しかし今はこの地のシンダールの長は自分だ。統治権があるとは思っていないが、シルヴァンエルフたちも自分の守るべきものの中に数えている。その自分が事の次第を把握できずにいて良いはずがない。
 スランドゥイルは丸木の腰掛けから立ち上がり、シリンデを連れて侵入者らが来たという方向へ行こうとした。
「そなたも行くの?」
 早足で歩きだしてしばらく、後方から声をかけられる。
「エレナ……。あなたも行くのですか?」
 屋敷に戻ったのは着替えをするためだったのだろう。警備隊員と同じ型の上着とズボン、マントを身につけたエレナが走り寄ってきた。彼女のすぐ後ろには護衛らしい警備隊員が三名いる。
「むろんだ。わたくしはいつも自分で確認をしに行くのだよ。さすがにドレスのままでは具合が悪いので着替えてからでないといけないのだけどね」
 スランドゥイルに並び、大股で歩きながら彼女は言った。
「初動が遅れるので、万が一のことを考えるとこんなことではいけないのだけど……別にいつも男の恰好をしていたいと思っているわけでもないし、困ったものだよ」
「そう、だったのですか」
 てっきり好きで男のなりをしているのだと思っていたので、スランドゥイルは思わず声を詰まらせるところだった。ごまかせたかと横目で伺うと、エレナは半目でこちらを見ている。口元は笑みで飾られていたが、どうにも作りものめいて見えた。ばれている、と瞬間的にスランドゥイルは悟る。
「……すみません」
 たっぷり数拍が過ぎてから、小声でスランドゥイルは謝った。エレナは小さく鼻を鳴らすと、
「未熟者め。もっと堂々としておれば気づかれないものを」と囁いた。
 競うように早足で道なき道を歩く。中心地を出た時には気がつかなかったが、よく考えてみればスランドゥイルは侵入者が西南の方から来たということしか知らなかったのだ。ためにエレナが向きを変えるたびに慌てて己も向きを変える次第だ。どこか抜けがあると思っていたが、出がけに確認しなかった自分の甘さが悔やまれる。もっとも、西南に向かっていればいずれ現地に到着している警備隊らの声が聞こえるだろうとなんとなく思っていたということもあるが。おそらくシリンデもそう考えていたので、特に何も言わなかったのだろう。
(というよりも、そう思いたい……)
 まさか修行の一環のような感じで自分が気づくのを待っていたのだろうかと、こっそり副官の真意を疑っていたスランドゥイルは、ふと眉を寄せた。
 話し声がする。まだ距離があるらしく、はっきりしたことは聞き取れないが。
 スランドゥイルは耳に意識を集中させながら、足を緩めることなく進んだ。話しをしているのは複数。片方は声の様子や口調から警備隊員の誰かだということはわかった。しかし、もう一方は……。
 ぞわり、と背筋が泡立つのを感じた。この独特の声質は、己の記憶の中にある。
 叫びだしたいのを堪えるために唇を噛み、目だけを横に動かした。
 隣を進むエレナの白い横顔は硬い。スランドゥイルの視線に気がついて、彼女も目だけ動かしてきた。一瞬視線が絡む。彼女も侵入者が何なのか、気がついているようだった。
 逸る気持ちを抑えてさらに進むと、警備隊員の姿が見えてきた。緑と茶の衣装は風景に溶け込み、一瞬ではどれほどの人数がいるのか把握できない。
 彼らは自分たちがこの森を訪れた時のように、侵入者に悟られないようゆっくりと取り囲み、逃げられないようにしているのだろう。そうしてから問い質すのだ。なぜここに来たのかと。
 迷い込んだだけなのならば、穏便に済ますということもありえるだろう。しかしそれは、相手がエルフだったらの話だ。敵ではない場合の話だ。
 スランドゥイルはぎりっと歯噛みした。あまりにも強く噛みしめたので、こめかみがひくついたほどだった。
 侵入者の声がまた聞こえた。耳障りなガラガラ声。不快な響き。聞きたくなかった。即刻締めあげてやると駆け出す。
「待て……!」
 驚いたようなエレナの声がしたが、振り返る気にはなれなかった。居並ぶ警備隊員の間を押し退けて、前に進む。
「ドワーフがなぜここにいる!」
 抑えきれない怒りが混じり、喉が裂けそうなほどの声が出た。
 マキリオンが反射的に振り返る。そして警備隊も侵入者らも動きを止めた。
 皆一様にスランドゥイルを眺める。ぽかんとしながら、あるいはむっつりとしながら。
 目の前にはドワーフの一団がいた。
 身長は低く、がっしりとしており、全身は金属の鎧甲で覆われている。全員が斧を持ち、油断のならない目つきでスランドゥイルを見上げていた。
 長い髭、癖の強い茶色の髪。無愛想な顔立ち。二度と目にしたくないと思っていたそれがここにある。
「若君、落ち着いてください」
 まず動いたのはマキリオンだった。彼はスランドゥイルの側に駆け寄り、声を潜めて諫めようとしてきた。しかしスランドゥイルはマキリオンに喰ってかかった。
「警備隊長よ、なぜこやつらを捕らえない? そなたの勤めではないか!」
「ドワーフは闇の勢力に汲みする種族ではない。少なくとも、何も問わずに攻撃をして良い相手ではない」
 答えたのはエレナカレンだった。彼女はひたとスランドゥイルを見据えている。その顔に笑みはなかった。
「敵ではないだと! こやつらの仲間が我が種族に何をしたのかわかっているのか! 穴蔵住まいのちび共が、欲に駆られて我が王を殺したではないか! それに都を破壊し、同胞も……!」
「おだまり、スランドゥイル!」
 エレナは一喝した。眉が上がり、緑の目が燃えるように光る。
 一瞬ひるんだスランドゥイルだったが、一層頭に血が上り、怒りに我を忘れそうになった。
 なぜエレナが自分を止めるのか、わからない。責められるべきはドワーフではないか。
「所詮あなたにとっては他人事でしかないということか! 殺された中にはあなたの親族だっていただろうに。歌と笑いに彩られた国が悲鳴と怒号に満たされる。美しかった身体がただの肉塊に変わり、地が血で覆われる……。そうしたのがやつらだ! なぜ捕らえない、エレナ。我らには復讐をする義務がある!」
 一息に言うと、スランドゥイルはぜいぜいと息を切らせた。
 エレナは腰に手をあて、じっとスランドゥイルを見つめる。それからふうと息を吐くと、彼女は片手を口に伸ばしてきた。白い手のひらが唇に触れる。
「とりあえず、吐き出したいことはもう言ったね?」
 何を、と問おうとした。しかしその問いを発することはできなかった。
「黙れ」
 力を込めた風でもなく、エレナはそう言った。だが強い圧迫感がスランドゥイルを襲った。
 エレナ、そう口にしようとした。だが、音が出てこない。
「シリンデ、そなたの主を押さえておいで。こうも頭に血が上ったのにがなられては、進む話も進まぬよ」
 こんなことなら残してくれば良かった。彼女はそう呟いて背を向けた。
 スランドゥイルは沈黙の魔法を解かせようと踏みだそうとする。しかし背後から羽交い締めにされ、そのまま後ろに引きずらてしまった。
 シリンデ、と叫ぼうとした。だがやはりそれが音になることはなかった。頭を巡らせ、副官を睨みつけると、彼は悲しげな目をして見返すだけだった。
 その体勢のまま、一番後ろまで連れていかれる。エレナの姿は警備隊員の背に隠れ、見えなくなっていた。さすがにこの一連の流れに度肝を抜かれたのだろう。後方の警備隊員がちらちらとこちらを振り返ってくる。無様だった。この上ない屈辱だった。
 風に乗り、エレナが宿敵と会話を交わしている声が届く。
 ドワーフらはガビルガゾルに住まっていた一族の者で、ベレリアンドの大異変から避難するため、カザド=ドゥムに最近移住してきたということ。
 ドワーフには七人の父祖がいるが、カザド=ドゥムはその七人の中の最長老であるドゥリンの末裔を長としている。ために彼を頼って現在多くのドワーフが霧ふり山脈に集まってきているのだと。
 ドワーフ特有の言葉はわからない。エレナはそう返した。とりあえず、ベレリアンド方面から来たということだけはわかったけれど、と続ける。
 スランドゥイルもドワーフの言葉はあまり知らなかった。彼らは自分たちと話す時にはエルフ語を使うからだ。しかし今では後悔しているものの、ドリアスは少なからずドワーフと交流を持っていたのだ。ネメグロスを造営するために彼らの力を借りたのだから。
 そのため、ちょっとした単語程度であればスランドゥイルも聞き知っていた。エレド・ルインにはドワーフの多く住む場所が二つあり、一つがノグロド、ドワーフの言葉でトゥムンザハールであり、そのやや北にあるのがベレゴスト、やはりドワーフ語でガビルガゾルと呼ばれるところだった。
 ドリアスを攻めたのは、ノグロドのドワーフだ。つまりここにいるドワーフたちはドリアスとは関わりを持っていないドワーフなのだ。
 だが、ドワーフはドワーフだ。奴らとてドリアスに出入りしていたら、きっと同じことをしていたに違いない。
 声にできない分だけ腹の中に怒りを溜める。自分が宿敵に対して手も足も出せないでいる間に、エレナは淡々と会話を続けていた。
 彼女は続けて森に入り込んだ理由を問いただした。
 ドワーフはぶっきらぼうな口調で答えた。
 未開拓の鉱山を探すために移動をしていた、と。カザド=ドゥムは広大だがドゥリン族のものである。今はかの地で世話になっているが、いずれ自分たちはのための居住地を持つつもりだと。その探索行を任されたのが自分たちであり、その旅の途中に森に入り込んだ、と。
 なるほど、とエレナは言った。
 しかしもうここはすでに我らシルヴァンエルフの領土内であり、自分の許可なくして何人たりともうろつかせるわけにはいかない。だが迷い込んだだけだというのならば、すぐさま引き返すのであれば捕らえるようなことはしない、と。
 ドワーフはため息なのか鼻息なのかはわからないが、盛大に「ふん!」と言った。
 引き返そう、とがらがらした声で宣言した。しかし、
「我らはそっちの頭の黄色い奴に侮辱を受けた。我らはガビルガゾルの者だ。ガビルガゾルのドワーフは、トゥムンザハールの一族がドリアスを襲おうという時に助力を求められたがこれを断り、彼らを思いとどまらせようと説得した。ドリアスに起こったことは不幸なこととは思うが、我らとは無関係だ。しかし黄色頭は我らをエルフ王殺しとののしった。これは非常に重大な濡れ衣だ。あいつはもういなくなったのか? ならばすぐに連れてきて、我らに対して謝罪をしてもらいたい」
 でなければガビルガゾルの一族はこの森のエルフに対して永遠の敵意を覚えておくだろう、とドワーフは締めくくった。
 それを聞いてスランドゥイルは腸が煮えくり返った。ドワーフに対して謝罪をするなど、たとえ頭と胴体が離ればなれになったとしても御免だった。
 怒りのあまり、目の前が真っ赤に染まって見える。身をよじり、腰の剣をつかもうともがいた。ドワーフの首こそ、地面を転がっていれば良いのだ。
 しかしシリンデが渾身の力を込めてスランドゥイルの動きを押さえているので、うめき声さえあげることもできなかった。
「子供のかんしゃくに対してずいぶん大げさだな」
 そっけなくエレナは言い放った。
 勘に触ったのだろう、一斉にドワーフたちがぶうぶうと文句を言う。
「謝罪というならばそちらが先ではないか。我が領土に入り込んだのは誰だ? 寛大にも見逃すと申したわたくしに対して、そなたらは礼はおろか謝罪もしておらぬではないか」
 ドワーフの文句が小さくなる。しかしそこで一際大きな声があがった。
「エルフ女などに許しを乞う必要などあるものか! 女が王だと? そんなできそこないの国に対して下げる頭など持っておらん!」
 警備隊が一気に気色ばんだ。エレナに対する侮辱に、今度は彼らが怒り心頭に発したのだ。
「おやめ、そなたら」
 うんざりしたようなエレナの声が響いた。止め立てされたことにさすがに不満を覚えたのか、警備隊の間から異論が叫ばれる。
 スランドゥイルも大いに不満だった。己を虚仮にされているのに、なぜドワーフを庇うのだと。
「やかましいと言っておるだろう、黙りやれ!」
 エレナは再び警備隊を叱りとばした。そんな彼女に失望していると、冷え冷えとした声が森に響いた。
「恩赦を出した相手に暴言を吐くのがドワーフの流儀か。よほどできそこない国女王配下の力量をその身で味わいたいとみえる。奇特なことだね」
 ころころと彼女は笑った。
「ドワーフの敵意を恐れるわたくしだと思うているの? わたくしはただ余所者の血で森が汚れるのが嫌なだけだぞ」
 こんな声は聞いたことはなかった。底冷えするほどの威圧感に、スランドゥイルの怒りは一気に失せていった。姿は見えないが声は聞こえる。だがこの声を発しているのは本当にあのエレナカレンなのだろうか。
「疾く、去ね。首と胴がくっついていたいならな」




あとがきは反転で。
エルフとドワーフは元々仲は良くありません。とくにシンダールはドリアスのこともあるので大のドワーフ嫌い、って感じです。
んでもって、それは指輪物語の作中でも解消するわけではないんだけど、ここまで嫌ってるドワーフ(の中の一人)が息子の親友になるんだよなーと思うと、しみじみというかもやもやというか、諸行無常というか(←使い方が違う/笑)、まあ世の中って色々あるよね、という気分になります(笑)

ちなみにギムリはドゥリンの一族ですので、やっぱりドリアスとは無関係なんだよね。



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