1912年9月14日(土) 前回、電信を打ったあと、私は慌てて帰国した。 しかし私の指示は間に合わなかったというジュディの手紙が届いていたのみだ。 彼女はアディロンダックに既に行ってしまったのだ。 かの地で、ジミー・マクブライドと楽しく過ごしているようである。 彼は今年大学を卒業したのだったな。 どこへ就職したのだろうか。 前途有望な若者は、自国に留まっていないで広い世界を見るほうがためになるだろう。 調べてみる価値はありそうだ。 |
*このへんの流れは映画の「あしながおじさん」から。
フレッド・アステアがジャーヴィス役なので、えらく踊りが達者なおっさんになっていました。
(そして原作どおり、頭が薄い…というか、デコが広い(笑)
一応、原作のジャーヴィスは金持ちの特権を駆使してジミーを左遷させたりはしていませんので…(と、フォロー)。
ちなみにジミーは家業の作業服工場を継がず、証券会社に就職しています。